樹脂プラスチック材料環境協会 / Resin & Plastic Materials Environmental Association

原料・材料・機械・加工・環境ソリューションまで、信頼できる企業とダイレクトに接続。/ Raw materials, machinery, processing technologies, and environmental solutions — all in one network.

     

化学用語 用語集

ウレタン樹脂(PU樹脂/ポリウレタン/Polyurethane)とは

ウレタン構造

ウレタン樹脂(PU樹脂/ポリウレタン/Polyurethane)はウレタン結合によって形成されるポリマーの総称です。ウレタン結合とはイソシアネートとアルコールによって形成されるカルバマート(カーバメート)結合を指します。ウレタン樹脂の合成では一般的にポリイソシアネートとポリオールの重合反応が用いられています。使用するポリイソシアネートとポリオールの性質によってさまざまな物性のポリウレタンを合成することが可能です。

ウレタン樹脂は弾性が高くてクッションとしての役割を果たす樹脂材料の製造に向いています。エラストマーの製造にもウレタン樹脂がよく用いられていて、シューズのソールや時計のリストバンドなどの典型的な材料の一つです。ウレタン樹脂は耐油性や耐薬品性も高い性質がありますが、耐水性や耐熱性はあまり高くはありません。日常的な使用では問題がありませんが、工業用途では利用シーンが限られます。

また、ウレタン樹脂の合成時に発泡剤を添加することでウレタンフォームの製造もおこなわれています。ウレタンフォームは安価な断熱材や緩衝材として用いられている樹脂です。コーキング剤や防音材としての用途も多く、ウレタン樹脂は建築業界では欠かせない樹脂の一つになっています。

このページに掲載されている企業・商品・材料等情報は、当協会が各企業の公式ホームページに掲載されている情報等を収集した上で、掲載を行っております。情報を精査し正しい情報掲載をしておりますが、当協会がそれを保証するものではありません(情報に誤りがあった場合は、お問合せフォームよりご連絡ください)。また、各種引用元のデータの変更、追加、削除などにより生じる情報の差異について、当協会は一切の責任を負わないものとします。当協会は、当サイトの掲載情報から直接的、または間接的に発生したと思われるいかなる損害についても責任を負わないものとします。  

-化学用語, 用語集
-, , , ,

関連記事

lca cfp

京都議定書(Kyoto Protocol)とは

京都議定書(Kyoto Protocol)とは「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書」が正式名称で、1997年12月に開催されたCOP3(第3回気候変動枠組条約国会議)で採択されました。国立京 …

表面粗さ Ra/Rz。測定方法について

樹脂プラスチックの表面粗さの計測方法と機器 表面粗さの計測は、プラスチックや樹脂製品の品質管理に欠かせない工程です。表面の状態は、接着、摩擦、光沢、耐久性など、製品の性能に大きな影響を与えます。本記事 …

lca cfp

吸収スペクトル(absorption spectrum)とは

吸収スペクトル(absorption spectrum)とは物質に多様な波長の光を照射したときに、波長ごとに吸収された光のエネルギーを示したものです。一般的には縦軸を吸光度、横軸を光の波長としてグラフ …

lca cfp

エマルジョン(emulsion)とは

エマルジョン(emulsion)とは油性物質が水の中に分散している状態、または水が油の中に分散している状態です。乳濁液とも呼ばれる状態で、エマルジョンを発生させることを乳化、乳化させるために添加する物 …

lca cfp

インサート成形(insert molding)とは

Contents1 インサート成形とは?2 インサート成形を行うとコストダウンにつながる?3 インサート成形の注意点 インサート成形とは? 成形前に金型内に金属部品を挿入し、射出により金属部品の周りを …