樹脂プラスチック材料環境協会 / Jushi Plastic Material Environment Association

ほしい「原料・材料・素材・機械・加工・技術・環境ソリューション」を持つメーカーと、直接つながる / "Connect directly with manufacturers that provide the desired raw materials, components, machinery, processing techniques, technologies, or environmental solutions."

     

化学用語 用語集

重合度(degree of polymerization)とは

重合度(degree of polymerization)とは高分子を構成するモノマー単位の数を指します。モノマーAを単独重合させてAAA…Aという高分子を合成した場合にはAの数が重合度です。モノマーAとモノマーBの共重合によってABABAB…ABとした場合には、ABを繰り返し単位と考えてAB単位の数を重合度とします。重合度によって同じモノマー単位でも物性に違いが生じるため、重合の際には重合度の制御が必要です。

重合度は分子単位で見れば一義的に決まりますが、重合反応では完全に単一の重合度になることはありません。確率論的に活性末端での伸長するため、重合度には必ずばらつきが発生します。そのため、高分子の性質と重合度の関係を評価するときには重合度分布を考えるのが一般的です。数平均重合度、年度平均重合度、重量平均重合度、Z平均重合度といった指標がよく用いられています。 

重合度を導き出すには高分子の分子量を測定することが必要です。質量分析や光散乱、遠心沈降平衡などの測定を通して平均分子量を導出したら、以下の計算式に基づいて重合度を算出できます。 

高分子の平均分子量=モノマー単位の分子量×平均重合度 

重合度は平均値だけでなく分布も重要です。分布によって高分子の物性が変化するため、平均値はあくまで指標として用いるだけで、開発では重合度分布が重視されています。

このページに掲載されている企業・商品・材料等情報は、当協会が各企業の公式ホームページに掲載されている情報等を収集した上で、掲載を行っております。情報を精査し正しい情報掲載をしておりますが、当協会がそれを保証するものではありません(情報に誤りがあった場合は、お問合せフォームよりご連絡ください)。また、各種引用元のデータの変更、追加、削除などにより生じる情報の差異について、当協会は一切の責任を負わないものとします。当協会は、当サイトの掲載情報から直接的、または間接的に発生したと思われるいかなる損害についても責任を負わないものとします。  

-化学用語, 用語集
-,

関連記事

lca cfp

PVA(ポリビニルアルコール/PolyVinyl Alcohol)とは

PVAとはポリビニルアルコール(PolyVinyl Alcohol)は(CH2CH(OH))nの示性式で示されるビニルアルコール重合体です。PVOHやPVALとも略される場合があります。PV …

lca cfp

摺動性を評価するための【PV値】とは?

PV値とは、プラスチック摺動部品の摺動性を評価テストする値として存在します。材料の摩擦が主に荷重とすべり速度に依存することから、その材料の使用できる限界値を限界PV値と言います。 たとえば、ポリカーボ …

lca cfp

価電子数が6個のみで電荷を持たない炭素のカルベン

カルベン(carbene)とは価電子数が6個のみで電荷を持たない炭素、またはこのような炭素を持つ化合物です。カルベンには共有結合に関与している2つの軌道の他に2つの軌道があります。2つの共有結合に2電 …

lca cfp

揮発性有機化合物(VOC/volatile organic compounds)とは

揮発性有機化合物(VOC/volatile organic compounds)とは常温常圧で揮発性があり、大気中で気体になる有機化合物です。揮発性有機化合物にはトルエン、メタノール、アセトン、n-ヘ …

lca cfp

キセノンウェザー、スーパーキセノン、サンシャインウェザーの耐候性試験装置の比較

以下は、キセノンウェザー、スーパーキセノン、サンシャインウェザーの耐候性試験装置の違いを比較した表と、それぞれの特徴について説明します。 項目キセノンウェザー (Xenon Weather)スーパーキ …

S